YouTubeの概要

 YouTube(ユーチューブ)は、インターネットで動画共有サービスを行っている企業です。チャド・ハーリー、スティーブ・チェン、ジョード・カリムら3人(元々はPayPal の従業員でした)が、2005年2月15日にカリフォルニア州サンマテオで設立しました。設立のきっかけは、彼等が友人にパーティーのビデオを配る方法として、「皆で簡単にビデオ映像を共有できるシステム」として考えて作った技術の利用を思いついたことに始まります。
 YouTubeが運営するSNSは動画共有サイトです。キャッチコピーは "Broadcast Yourself."であり、サービスは全て無料で利用できます。Ajaxが用いられており、YouTubeを利用するにはJavaScriptを有効にする必要があります。ほとんどの動画は会員登録をしなくても閲覧できますが、会員しか見ることができない動画もあります。会員登録すると以下のサービスを利用できます。
・容量100MB、長さ10分までの動画ファイルをアップロード、投稿できる。
・投稿された動画を5段階で評価したり、動画やメンバーにコメントを付けられる。
・動画をまとめたプレイリストを作成・公開する機能、お気に入り機能がある。
・特定のメンバー同士で動画を共有できる。
 YouTubeは、Web 2.0の代表的なサイトの一つとされています。SNSに分類されるのは、動画や利用者にコメントを付けられるためです。アップロードできるのは動画ファイルのみで、音声ファイルなどはアップロードできせん。

YouTubeの歴史

・2005年2月15日:会社設立。
・2005年12月:公式にサービスを開始。
・2006年6月15日:大規模な違法コンテンツ(アニメなど)の削除活動が始まる。
・2006年6月24日:音楽家専用のアカウントを作れるMusicians制度が始まる。
・2006年6月27日:かつて否定的な立場をとっていたNBCユニバーサルが一転し、提携を発表。自局番組の宣伝動画などの配信を始める。
・2006年8月4日:メンテナンスを行い、デザインをリニューアル、新機能が追加された。・2006年9月中旬:プレイヤーのデザインを再びリニューアル。
・2006年10月上旬:会社をカリフォルニア州サンブルノに移転。
・2006年10月9日:Googleが16億5000万ドルでYouTubeを株式交換で買収した。但し、ブランド名やサービスなどは既存のままであり、Googleのグループ会社になる。ちなみにこのうちの2億ドルが訴訟対策費用となる予定。
・2006年11月6日:Time誌の「Invention of the Year for 2006」に選ばれる。
・2007年2月6日:YouTubeチャド・ハーリーCEOと親会社のGoogleの幹部が来日し、日本の著作権団体と協議。
・2007年3月19日〜25日:ユーザ投票で2006年の最優秀動画を決定する「YouTube VIDEO AWARDS」が行われた。
・2007年3月22日:民間調査会社のネットレイティングスの発表で日本国内家庭からの利用者が1000万人を超えた。
・2007年5月1日:第11回Webby賞を受賞。
・2007年6月19日:日本語を含め新たに9カ国語に対応する。その他接続元とのドメインによって各言語のページへ飛ばしている訳ではないので英語ページへの接続も可能。
・2008年1月24日:GoogleとNTTドコモの提携により、FOMA 904iシリーズ以降の端末で「YouTube」の視聴が可能となった。

YouTubeの話題性

◆8000万余の動画がある
日に35,000の動画がアップロードされていて、8000万余の動画があるということです。利便性から世界的に人気があり、Google VideoやAsk ビデオなど似たサービスが多数あるが、動画の数はYouTubeが圧倒的に多く、同系統のサイトでは最大規模になっています。
◆動画に対するタグ(動画を分類するキーワード。メタデータの一種)を自由に付けられることや人気タグ一覧が表示されるタグクラウドの実装など、写真共有サイトFlickrなどの動画マルチ版ともいえる存在である。
◆YouTubeの映像をブログなどに貼り付け、簡単に見られるAPIを公開(2006年上旬)
ブログ上などでYouTubeの動画を簡単に見られるようになり、爆発的に普及しました。日本ではこの頃から2ちゃんねるやブログなどで紹介され人気が上昇、2006年3月頃からニュースサイトで取り上げられるようになりました。
◆YouTubeAPIを利用したアグリゲーターサービスが多数出現
閲覧専用サイトYouTubeCH、携帯電話用にYouTubeの動画を変換して見られるファイルシークやMyTube、YouTubeのビデオにテロップを入れてコメント出来るニコニコ動画(現在はニコニコ動画側がYouTubeに依存しないシステムに変更になった)など、多数のアグリゲーターサービスが開始されています。

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